読書日誌。

読んだ本の心に残った文などを書き留めています。

村上さんのところ

村上さんのところ

村上さんのところ

心の中で批判や中傷をどうやり過ごすか規則正しく生活し、
規則正しく生活していると
たいていのものごとはやり過ごすできます。
…好かれても嫌われても
敬われても馬鹿にされても、
規則正しさがすべてをうまく標準化していってくれます。

性格の良い人間になりたいのですが1 自分のやりたいことに意識を集中し
2 他人のことは放っておく
そうすれば性格の悪さはまわりに
さほど害を及ぼしません。

ライバルについてかつての自分を更新し
バージョンアップしていくことです。
自分にきっちり勝つことができれば
他人にも勝てます。
というか、勝ち負けなんてほとんど
気にならなくなります。

闇に耐える強さ本当につらいことを体験したときは
あまり直接的な、即効的な解決策を求めないほうが
いいのではないかと考えています。
…それを一人でしっかりと抱えているうちに
何かしら自然に見えてくるものがあるのでは
ないかという気がします。
それがおそらくは河合先生の言う
「灯を消すほうがよく見えることがある」
ということなのではないでしょうか。
あまりに早く解決策を見つけてしまうと
人にとって大事な「心の年輪」みたいなのが
そこでうまくつくられないままに終わってしまいます。