読書日誌。

読んだ本の心に残った文などを書き留めています。

「サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣」

サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣

サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣

いやなことに焦点をあてず、
いい気分でいることが「引き寄せ」になるということはわかるんだけど
サラみたいに、同級生がいじめをしているのを目撃したりしたときは
どうすればいいのか。

サラが質問していたように
テレビをつけたら、悲しいニュースを見てしまったときはどうすればいいのか。

と、いろいろ引っかかることはあるものの
「いい気分でいる練習」をちょっとやってみただけでも
あれこれ「引き寄せ」ているのを実感している。

一例

会社行くのやだ〜、
だって、○○さんが苦手なんだもの。
○○さんは、ああで、こうで、それで、…と
いつもいつも考えていたのをやめて
会社のいい面にフォーカスしたり、
こういう職場で働きたいな〜という考えに
かなり無理矢理ながら変えていったら
安定志向の○○さんが電撃転職して、いなくなった。
偶然?引き寄せ?

君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっているとき、
君は罠にはまっているんだ。
なぜなら、他の人が考えることや行うことを、
君がコントロールすることはできないからさ。
・・・君が喜びを感じられるかどうかは、
君自身が何に対して自分の注意を向けることを選ぶか、
ということだけにかかっているんだよ。

何かについて考えてから、
君がどんな気持ちを感じているかに注意してごらん。
君が味わい愛でたり、そういう気持ちにひたっていたり、
何かを褒めていたり、良い面に焦点を当てている時には、
素晴らしい気持ちがするってことに気がつくだろう。
素晴らしい気持ちがするのは君が「幸せの流れ」に
つながっているということなんだ。
でも、君が批判をしたり、あら探しをしたりするときには
君はいい気持ちを感じない。
それは「幸せの流れ」につながっていないという意味なんだ。

君がこのヘビや別のヘビについて、
それからヘビというもの全体についての
ありとあらゆる悪いことについて延々と話し続けている間、
君はその波動の中に自分を閉じ込めているんだ。
そうすると、ヘビに関する居心地の悪い経験を
他にもどんどん自分のもとに引き寄せてしまうようになってくるんだ。
・・・望んでいない何かを想像して、
それを君の頭の中のイメージとして持ち続けているんだ。

不快な状況に直面したとき、
とっさに強く感情的に反応するのは正常なことだ。
共鳴引力の焦点となる君の波動を決めるのは、
最初のとっさの反応ではないんだ。
最初の反応の後で、それに対して君が何をするかということが、
後々まで影響を残すことになるんだ。
自分がなぜいやな気分でいるのかを
正当化しようとして過ごした時間は
ほんの1分でも時間の浪費となってしまうことなんだ。
・・・君がどう感じるかということが
周囲の状況によって左右されているなら、
君はいつでも罠にはまっていることになる。
けれども、自分の考えを選ぶことによって、
自分がどう感じるかを選ぶことができるようになったとき、
君は真に自由になるんだよ。

どんな言葉を使うかはそれほど重要ではないんだ。
遠くへ押しのけようとする感じそのものが有害なんだ。
・・・自分の望まないものを押しのけようとするのではなく、
自分が望むものの中へゆったりと入っていくということを理解してほしいんだ。