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- 作者: 石原加受子
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2011/05/20
- メディア: 単行本
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「どけ、どけ、邪魔だ」の意識の人は
「感情をコントロールすべきだ」と思っていると
腹を立てたり、イライラしながらも我慢することになる。
たとえ、相手がどいても満足しない。
「私は我慢している。人の犠牲になって我慢している」
という被害者的な意識が潜んでいる。
→「急いでいる」「前に進みたい」と思うなら
「先を急ぐこと」のみに焦点を当てる。
「なんで行く手を阻むんだ」などと、
人のほうに焦点はあてません。
「急ぎますので、お先に失礼」という言葉かけをして、
相手を追い抜くことができるでしょう。
自分に関心を抱く。
自分を愛する行為や行動のほうに焦点を当て、
その心地よさを実感する。
「怯える」という恐怖反応が、
無意識に相手に「脅したい」衝動を引き起こす。
争わずに言いたいことを言える人が一番強い。
「震えないのではなく、震えてもいいから、
言いたいことを言えるようになりたい」(ウォーレン・バフェット)
みんなどうして気づかないの?
人前で正体を暴いてやりたい。
そんな相手が気になるのは、自分の中に引き合う何かがある。
たとえば、ウソをついて早めに退社する。
素敵な異性に甘えた態度ですり寄る。
「気軽に人に協力を依頼できない」というふうに、
あなたが自分に許していない自分の姿を
その人を通して見ているのかもしれません。
「もう休憩か」と嫌みをこめた言い方をされても、
「はい、そうです。休憩させていただきます」と
相手の言葉に反応せず同意する方法で
終わらせる方法もあります。