読書日誌。

読んだ本の心に残った文などを書き留めています。

「人を動かすアフォリズム」90

本田直之「人を動かすアフォリズム」90

本田直之「人を動かすアフォリズム」90

本田氏が「金言・格言」を紹介・解説する本。

ジョン・ネスビッツ「マインドセット他人が受け入れている常識を真に受けていると
いつのまにか自分自身の判断がその常識に縛られ、
結果的に間違ってしまう可能性が出てきます。
ジョン・ネスビッツは、正しくあらねばということが
学習の理解の妨げになり
それによって個人の成長が妨げられることが
「最悪」であるともしています。
何事にも訂正と変更と自問なしには成長はなく、
正しくある必要はないのだと理解されれば、
常識から解放され
柔軟な発想を取り戻すことができるというわけです。

小さな一歩の積み重ねが脳と人生を変える
ロバート・マウラ-「脳が教える1つの習慣」
脳は命令を嫌い、小さな質問を好む傾向があります。
たとえば、プロジェクトのプレゼンを書くとき
「どんな言葉から書き始めれば、人を惹きつけられるか」
といった大それたことを考えると
脳は即座に逃避し、思考停止に陥ります。
→「プロジェクトを思いついたきっかけは?
といった小さな質問を問いかける。

本多静六「人生を豊かにする言葉」
「己の環境を呪っている限り、
人は決して幸福になることはできない」
幸福とは自分自身の努力で望みが叶うことであり、
望みを達成するプロセスが他人や社会との調和を欠いていないこと。
つまり、環境を呪った段階で、
既に幸福から遠ざかっている。

「人生の最大幸福は職業の道楽化にある。
富も、名誉も、美衣美食も職業道楽の愉快さには比すべくもない。」
「なんでもよろしい。仕事を一生懸命にやる。
なんでもよろしい。職業を道楽化するまでに打ち込む。
これが平凡人の自己を大成する唯一の途である」