読書日誌。

読んだ本の心に残った文などを書き留めています。

「うまくやるための強化の原理」カレン プライア

うまくやるための強化の原理―飼いネコから配偶者までうまくやるための強化の原理―飼いネコから配偶者まで
(1998/06)
カレン プライア

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「オットも、飼い犬もしつけられてないワタシが言っても説得力ないんだけど」と言って
会社の人に強力に薦められて読んだ本。

その後、その方はダンナ様のしつけに成功されました(犬については不明)。

人を無視するのではなく、行動を無視することによって、
相手の不快な態度をひとりでに消去できる。
行動を無視するということは、行動に対する意味がない、
つまり好子も嫌子もないということだからである。
不機嫌な態度をしても、何も起こらないからである。
人に敵意を向けるには膨大な量のエネルギーがいるから、
敵意を向けても反応がないときは、すみやかにおさまるのである。


対立行動法:
両立しえない行動を練習すること。
悲しみ、心配、孤独といった感情をコントロールするのに有効である。
落ち込むこととはまったく両立しえない行動というのはあるものだ。
踊る、歌う、身体を動かす、走る。

私はイェーイ♪な状態のときでも
そのイェーイの後にくるであろう悲しみ、心配、孤独などに思いを巡らせる
無駄に器用な人間だ。
イェーイ♪どころじゃない、もっと悲しみとは両立しえないことをしなくては。
体力がないので、激しい運動をすればぜったい両立しないだろうが
悲しみの克服にそこまでしたくないという怠惰っぷりで。