読書日誌。

読んだ本の心に残った文などを書き留めています。

犬に名前をつける日

犬に名前をつける日

犬に名前をつける日

目を背けたくなる場面が出てくるのではないかと思って
どきどきしながら見た。

その場面(保健所、今は動物愛護センターというのですね)
は開始早々に出てきて、目を半眼にしてはっきり見ないようにしながら
見てた。

犬猫が年間何十万匹も捨てられているということは
その数ぶんの(一人で複数匹捨てる人がいるからその数以下ではあるけど)人間が
いるということ。
世の中に普通にそういう人がいるんだと思うと
背筋が凍る。

スクリーンに映る犬の中から
去年虹の橋を渡ったうちのワンコ(元捨てワン)に似た犬を自然と探してた。

センターで出産したワンコがそっくりだった。
新しい命も助かってよかった、よかった。

ところで、この映画、小林聡美さんの犬猫ドキュメンタリーで
いいんじゃないかと思ったけど、
分かれた夫とか出てくるちょっぴりドラマ仕立ては必要なのかな。

犬猫救助隊の人のことばが印象的だった:
これだけ預かれるから、
これだけ引き取りましょうっていうんじゃなくて
全部引き取る。
どうするかはやりながら考える。