犬に名前をつける日
- 作者: 山田あかね
- 出版社/メーカー: キノブックス
- 発売日: 2015/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どきどきしながら見た。
その場面(保健所、今は動物愛護センターというのですね)
は開始早々に出てきて、目を半眼にしてはっきり見ないようにしながら
見てた。
犬猫が年間何十万匹も捨てられているということは
その数ぶんの(一人で複数匹捨てる人がいるからその数以下ではあるけど)人間が
いるということ。
世の中に普通にそういう人がいるんだと思うと
背筋が凍る。
スクリーンに映る犬の中から
去年虹の橋を渡ったうちのワンコ(元捨てワン)に似た犬を自然と探してた。
センターで出産したワンコがそっくりだった。
新しい命も助かってよかった、よかった。
ところで、この映画、小林聡美さんの犬猫ドキュメンタリーで
いいんじゃないかと思ったけど、
分かれた夫とか出てくるちょっぴりドラマ仕立ては必要なのかな。
犬猫救助隊の人のことばが印象的だった:
これだけ預かれるから、
これだけ引き取りましょうっていうんじゃなくて
全部引き取る。
どうするかはやりながら考える。