読書日誌。

読んだ本の心に残った文などを書き留めています。

「えこひいきされる人になる」

えこひいきされる人になる

えこひいきされる人になる

人間関係は些細なことで決まる
注意が必要なのは、大ゲンカよりも
・ちょっと嫌味な一言
・笑いをとろうとして相手をバカにする
・冗談で相手の奥さんや子供の悪口を言う

自分にとっては軽くても
相手にとっては重い言葉
思ったことを口に出すのは簡単ですが
一度口に出した言葉は消せない
ということを忘れてはならない

他人への悪口で自分自身への評価を落とす
根がどんなにいい人でも
他人の悪口を言っている人からは魅力を感じません

人間関係はアフターフォローで決まる
口先だけでなく、感謝を形にするのも効果的です。
高いものでなくてもかまいません。
頼むときより頼んだ後の方が大切と心得て
何かをお願いした後はしつこいぐらいにお礼を言いましょう。

カチンときたときこそ
人間性が試されている
みんなが熱くなったり、怒り出したりしたときに
決して怒らず冷静な一言が言える人が貴重ではないでしょうか。
あなたが普段、他人にとっている態度(発言や気遣いなど)は
あなたの人間的・社会的評価につながっている可能性が高い。

的確なアドバイスほど素直に聞けないものはない
上から目線のアドバイスをしていないか
何気ないアドバイスや世話焼きなど
よかれと思ってやっていることこそ
今一度、見直してみましょう

自分以外の人を執拗に称賛されると
それを聞かされるほうは、ともすれば
自分が否定されたかのような気分になります

お酒を飲むと人が変わるという人がいるが
人が変わるのではなく、本性が出るだけ

失敗したとき、人は自然と謙虚になる。
調子のいいときこそ要注意。
自分でも気づかないうちに
失礼な言動を放ち、敵を作ってしまうのです。
「出る杭は打たれる」といいますが
本当に優秀な人は打たれません。
打たれて叩き折られるのは、慢心して周囲への気遣いをできない
「天狗の鼻」です。特に年長者に注意。
よりよい人生を生きる秘訣は、なるべく敵を少なくしながら
見方を増やしていくこと。
人は味方の多い人と付き合いを深めたいと考えます。

自分を嫌っている人こそ褒めるべしえこひいきされる人は自分のライバルでさえ
いいところを見つけて褒めています。

立場の弱い人たちに支えられている人は強い部下やパートさんなど、立場の弱い人と
どんな接し方をしているか自分自身に問いかけてみては
いかがでしょう

かゆいところがかゆくなる前に手を伸ばせ自分のしていることは自分に返ってきます。
自分は何か手助けができないか?と考えてください。
人を助けることができる人は、
困難に陥ったときに必ず誰かが助けてくれるでしょう。
*電話中の人にメモ用紙を差し出した例*

「やっておけ」ではなく
「助けてくれないか」
苦手な作業は、最初から
「苦手だから助けてほしい」と伝えること。

カチンときたときこそ人間性が試されているみんなが怒り出したり、熱くなったりしたときに
怒らず冷静な一言が言える人は貴重ではないでしょうか。

「お客様は神様」と
客の立場で思ってはいけない
店員さんへの態度というのは
その人の度量が出るものです。

袖すり合ったご縁に
感謝の気持ちを持とう
日々のちょっとした振舞いが
実は人間関係や仕事に大いに影響があると思うのです。
まずは掃除している人に「ありがとう」の気持ちを込めて
笑顔で会釈をしてみましょう

自分を好きになる理由はなんでもいいえこひいきされる人は
例外なく自分のことが好きです。
逆に魅力のない人は、自分のことを好きではありません。
あれこれ理由をつけては
自分のマイナス面ばかりに目を向けてしまうのです。
自分を嫌いな人は、人からも好かれません。
人から好かれようとする前に、
まずは自分のことを好きになりましょう。

たまたまあなたがイラッときて、
乱暴な物言いをしてしまったとします。
そのとき一度だけのことでも、
同席していた相手からすれば
あなたは「ちょっとしたことでキレやすい人」
という印象になってしまいます。
そうならないためにも、人と一緒のときの
「習慣」や「考え方」を身につけなくてはいけません。

仲間を増やすために使った時間は
あとできっと返ってくる
結果を出し続ける人は、
人との関係に時間を使うものなのです。
「仕事以外のムダなことには一切時間を使わない」
「お金が儲からないことに時間は使わない」
あなたはこういうタイプの人に魅力を感じるでしょうか。
人のために使った時間はけっしてムダにはならないはずです。

仕事が絡まない約束でも命がけで守るべし約束を破る人は一度ではなく、二度三度と繰り返します。
人づきあいが上手な人は、どんな些細な約束でも
決して破ったりしませんし、
約束の時間に遅れたりもしません。

日頃の関係の積み重ねがミスを最小限にする本当に大切なのは、ミスをしてしまったときの
対応にこそある。
誰しもとんでもないミスをすることがあります。
失敗を最小限にするのか、こじらせて大やけどをするのか、
その分岐点は意外と小さなところにあり、
最も大切なのは誠意ある対応なのだ

人づきあいの基本は平等
どのお客が突然いいお客になるかわかりません。
だからこそすべてのお客様にきちんと丁寧に
フォローしておくべきなのです。
結果を出す人は、相手がどんな立場でも
対等に付き合い、一方的に見下したりしません。

時間を上手に使うためには
相手といい関係が築けている必要があるのです。
大事なことはただひとつ。
常に相手の立場に自分を置き換えてみることです。
こう言ったら相手はどう思うだろう?
今の自分がやったのと同じ態度を取られたら
自分ならどう思うだろう?
客観的な視点で考えれば、自然と判断ができるはずです。

誉め言葉はそのまま受け取り
人の嘆きは裏を読め
「もう年ですから」「バカですから」「貧乏ですから」などに
→真に受けない。

嘘でもいいから
ライバルを祝福してみよう
ライバルを祝福すると意外なほど気分が良くなります。
周囲もライバルを褒めるあなたを見て
「この人は度量の大きい人なんだな」と感じるに
ちがいありません。

そこにいない人を褒めるときは
目の前にいる人への気遣いを忘れてはなりません。
面と向かって他人を絶賛されると
自分自身を否定されているような気持に
なってしまうものなのです。

笑顔は心に伝わる
人の心と顔は必ずつながります。
だからこそ苦しいときこそ笑顔なのです。

教えてくれる人よりも考えさせてくれる人を
尊敬する
考えて、自分の意思で決定したことを進めていけば
人は自然とやる気が出るものです。
そして、そのようなやる気を引き出してくれる人の周りには
自然と人が集まります。
強引に説得したり、押し付けたりすれば
人は必ず拒否します。
押し付けるのではなく、どうやって興味を引き出そうか
と考えることが大切なのです。

えこひいきされるための行動は
目上の人ではなく、むしろ自分より
立場の弱い人への気遣いができるかどうかです。